七日の王妃 韓国ドラマあらすじと感想
韓国ドラマの七日の王妃は晋城大君(シンソンテグン)のちの中宗と燕山君と
二人の王に愛される、そして7日間だけ王妃になって廃された女性の話。
ヒロインのチェギョンはトキメキ☆成均館(ソンギュンガン)スキャンダルで
男装の恰好をしたヒロインがとてもかわいく話題になったパクミニョンが演じています。
韓国の時代劇ドラマではありますが、史実に忠実かというとそうでもなく、
フィクションであり、二人の王から愛されるという、ロマンスありの物語です。
そしてこのドラマでは日本でも人気のグループ2PMのチャンソンも出演しています。
初の時代劇ということで話題にもなっていました。
七日の王妃あらすじ
チェギョンは燕山君の重臣の娘であった。小さいころから両親とは離れて
田舎で暮らしていました。そしてチェギョンは天真爛漫な女性になっていました。
チェギョンが王室の物と縁を結ぶと血の嵐を招くといわれて、
チェギョンの親は娘を守るために田舎で暮らさせていました。
朝鮮の国では干ばつに悩まされていた。
干ばつの解消には王室の婚礼がいいときき、
チェギョンの父親、シン・スグンに弟のヨク(晋城大君)と娘を結婚させようといいます。
スグンは娘を守るのに田舎に住まわせていたのに、そんな思いを知らずに、
チェギョンは都にでてきてしまいます。
そこでヨクと出会うことになったのです。
その後、チェギョンは燕山君にであい、自分は幼いのでまだ宿に泊まれないから
兄のふりをしてほしいといわれ宿での食事に毒を入れられて監禁されてしまいます。
チェギョンはなんとか燕山君を助けてあげました。
晋城大君に結婚の話が出てきて、その婚約者がチェギョンだとしりびっくりして、
チェギョンも結婚を嫌だといいます。
ですが二人は誰かに追われて一緒に逃げたりするなかで、お互いに好きになっていってしまう
んですよね。そして、ヨクは天真爛漫でもあり、勇敢なチェギョンにプロポーズ。
あっ昔の言葉では求婚して、チェギョンも指輪をヨクに渡します。
それからも燕山君の晋城大君への嫌がらせは色々と起きます。
ヨクは王子の座を廃されてしまい、宮殿から追い出されて流刑になります。
流刑地に行く途中で刺客に襲われてしまいます。
5年後、チェギョンは誰とも結婚していませんでした。ヨクは親友のソノと一緒に
商団で働き、都に戻ってきた。そして、燕山君への復讐心に火がつく。
チェギョンは偶然に燕山君に出会います。お忍びで町にでていました。
酒幕で2人で燕山君の母親の法事をします。
ヨクは隣の部屋にたまたまいて、燕山君とチェギョンが一緒にいるのを知ってしまった。
チェギョンはヨクに似た人を見つけますが、ヨクはナクチョンだと別人の名前をいいます。
でもチェギョンは気づくんですよね。ヨクだと。
そして燕山君はチェギョンの言動をみてヨクが生きていると確信します。
チェギョンはヨクを捕らえるおとりとして都承旨のサホンによって、
門の上に縛り付けられてしまいます。
ヨクは助けようとするのですが、自分が出ていくと捕まってしまうので、
燕山君にチェギョンが捕まっていることを伝え、燕山君は無事にチェギョンを助けます。
燕山君はチェギョンのことは大切にしていたんですね。。。。
チェギョンとヨクに王様は婚姻しろといいます。チェギョンは自分が王室に嫁ぐと
血の雨が降るという予言を気にしますが、二人で立ち向かおうと思います。
燕山君は二人に婚姻しろといったものの、チェギョンに対する気持ちが
恋だということに気づき苦悩し嫉妬します。
そしてヨクの行動を監視して、謀反をする気配があれば殺すように剣を渡すが、
それは受け取ることはせずに忠誠心を証明するといいます。
そんなやり取りを耳にしてしまったヨク。チェギョンの前では復讐心を見せずにいました。
でも実際には謀反の計画を立てていて・・・・
そんなヨクのことを敵対視する燕山君。
二人の間で思い悩むチェギョン。
そしてチェギョンにはもう一つ秘密があり、先王が生前に残した密旨があり、
それには晋城大君が成人した時には王位を譲るようにと書かれていたようで。
それがチェギョンの体に刻まれていたんですよね。
でもチェギョンはそれが王に知れるとヨクの命が危ないと思ったのか、
乳母に背中を焼いてもらっていたのです。
燕山君はその密旨を必死に探していたんですよね。
そしてヨクは王のところにいき、その密旨のことを話し、
自分の王位を燕山君に譲位する。そしてチェギョンと田舎で暮らすといいます。
そんな二人に、燕山君はまたまたやきもちを焼いてしまいます。
そして、ヨクを中心に動いていた秘密組織のタニシの首長がでてくるまでタニシを殺せと
命令をだし、罪のない人たちが殺されていきます。
そんな現状に耐えかねたヨク。宮殿に乗り込んで、捕まってしまいます。
チェギョンも逆賊として捕えられます。
ヨクは密かにチェギョンに会いにいき、クーデターを起こす計画を打ち明けます。
チェギョンは悩んみますが、ヨクに協力するといい、そのために時間を稼ぐことをします。
チャスン大妃とチェギョンは監禁されて人質になってしまいますが、
反乱軍は宮殿の乗り込みに成功し、ヨクと燕山君は一対一で剣を交えて戦います。
見事にクーデター成功です。
燕山君は廃位されてヨクが国王になります。
反乱は成功しましたが、チェギョンの両親は殺されてしまいました。
王が両親の殺害を命令したのか?とチェギョンはヨクに探検を突き刺ししてききます。
ですが殺すことはやめ、立ち去ります。
そのあと、両親が祀られているのを見て、王の思いがわかります。
そしてチェギョンは王と共にこれから何事も乗り越えようと決意します。
ですが、臣下であるパクジョンウォンはチェギョンのことが気に入らない。
罠にはめて燕山君の逃亡を助けたとでっちあげた。
そしてチェギョンは王をそして周りの人を守るため死を受け入れる。
そして処刑台にまでたたされてしまうがヨクはそのことをききつけて、
チェギョンを助け出す。
この二人の愛の最後は・・・・38年後にまた再会することになります。
七日の王妃 感想
最初は天真爛漫だったチェギョンが色々なことに巻き込まれ、
どんどんと大人になっていくんですよね。
そして愛する人を守るために自分を犠牲にするというところが泣けてきます。
ドラマのはじめのチェギョンと最後の方のチェギョンは全然違ってくるんですよね。
そこがいいなというのとちょっと悲しいかなというのと・・・
話が進むにつれてちょっと内容がちょっとわからなくなるところもあったり、
中だるみしてしまいましたが、中宗反正のころからまた面白くなっていきます。
王宮に行った晋城大君と燕山君が剣を交えるってことは歴史の上ではなかったことでしょう。
また、チェギョンのことを好きになる燕山君というのもなかったことでしょう。
そのあたりは作り話ではありますが、ドラマチックに描かれていて、
これはこれでいいストーリーだと思いました。
最後は両親も殺されて、廃妃もされてしまい、本当にツライ境遇のチェギョンでしたね。
でもそれが二人が元気に生きていける道だったのだと考えるとせつないですよね。
二人の王に慕われたかなしい王妃の話でした。
コメント