韓国ドラマ トンイ あらすじ と みどころ

韓国時代劇ドラマ
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韓国ドラマ トンイ あらすじ と みどころ

韓国ドラマ トンイは名君といわれた朝鮮王朝の第21代王である英祖の生母で、
粛宗王の妃である淑嬪崔氏の波乱万丈の人生を描く韓国時代劇のドラマです。
2010年の3月から10月まで韓国で放映されていたドラマです。

脚本 キム・イヨン
演出 イ・ビョンフン

脚本のキム・イヨンさんはイ・サンなどの作品も書いた脚本家です。
演出のイ・ビョンフンさんはイ・サンや宮廷女官チャングムの誓いなどの
演出もされていました。

視聴率ですが、最高視聴率は33.1%
平均視聴率は23.0%

韓国で人気の時代劇ドラマです。

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トンイのあらすじ。

トンイの父であるチェ・ヒョウォンは検死官をしていた。

ある日の明け方、釣り場で釣りをしていた朝廷の高官が
襲われてしまいます。

11歳の少女トンイは子供たちと遊び隠れた橋の下で
瀕死になっている高官をみつけますが、高官は何かを伝えようとしていた。

従事官のソ・ヨンギは今回の事件は剣契(コムゲ)の仕業ではないかと
疑っていた。
その剣契(コムゲ)の首長をしていたのがトンイの父親であるヒョウォンだった。

高官の殺害は剣契(コムゲ)ではないことを証明しようとするヒョウォン。

殺害したのはオ・テソクという南人であった。

ヨンギは剣契の仕業ではないと思い、事実を伝えようと王様の元へ向かうヨンギの父。
オ・テソクは罪がばれるのを恐れてヨンギの父を殺害してしまいます。
そしてその殺害も剣契(コムゲ)の仕業にしてしまいます。
トンイの父には殺害の容疑かかけられてしまうのでした。

結局、トンイの父と兄も殺されてしまい、ひとりぼっちになってしまうトンイ。

トンイの兄の友人であるチョンスからトンイのことを頼まれていた官妓のソリの計らいで、
宮廷の掌楽院の奴婢になりました。

それから6年、明るく、活発なトンイはみんなから慕われ頼りにされるように
なっていました。

王宮の外ではある事件に巻き込まれ、トンイは王様と出会います。
ですが、王様はトンイには判官だとうそをついています。
その後も何度か偶然に王様に出会います。

トンイは観察宮女として、数々の事件を解決していきます。

はじめは側室になるオクチョンの味方になり、オクチョンの汚名をはらして
いたトンイでした。

ですが、オクチョンが王妃ミン氏を陥れようとしていることがわかり落胆します
王妃ミン氏はオクチョンの陰謀により廃妃されます。

粛宗王は王妃を廃妃してしまい、落ち込んでいました。
トンイはそんな王様を励まし、慰めます。
王様の中でトンイの存在がどんどんと大きくなっていきます。

オクチョンは王妃となりますが、
オクチョンの悪事を知ったトンイはオクチョンの兄のヒジェに命を狙われるようになります。
色々な人に助けられ、ヒジェから逃れているトンイです。

王様は王宮から出てしまったトンイのことが心配でなりません。
色々とあり、トンイを救うためにトンイのことを側室にします。

トンイは前王妃ミン氏を陥れたのはオクチョンであることを立証し、
逆賊としたのことをおとしめようとしたオクチョンを追い詰めていきま禧嬪す。

粛宗王はオクチョンの王妃の地位をはく奪し、禧嬪の称号のままにした。
そしてミン氏の王妃の地位を復活させた。

側室となったトンイは王子を産みますが、
ある時、再結成されたコムゲで、幼なじみのケドラを助けようとします。
そして王様に父がコムゲの首長であったということを打ち明けます。

そんな時に、王子ははしかにかかってしまいます。
トンイは皇子を救おうとヒヨドリバナを探すが王子は亡くなってしまい、
トンイも王様も打ちひしがれています。

そしてトンイはスゴンの身分だけを残し、宮殿を追放されます。
粛宗王は二度とトンイには会わないといいます。

宮殿を出てからのトンイはしばらくして懐妊をしていたことがわかり、
王子であるクムを出産します。

クムは大きくなり6歳になりました。
ある時、オクチョンの母親は王様がスゴンであるトンイを訪ねてと知って、
スゴンの家に火を放ちます。クムは意識を失いますが、助かります。
王様は火事の知らせをうけトンイの元へ行きます。
そして宮殿に戻ってくるようにいいます。

トンイとクムは宮殿で暮らすことになります。

宮殿での生活がまたはじまります。
ですがオクチョンには最愛の息子である世子がいます。

世子とクムそしてオクチョンとトンイ、色々なドラマがまた動きだします。

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トンイにでてくる剣契(コムゲ)とは?

トンイの父が首長をしていたという剣契(コムゲ)とは
ドラマの中では賤民が両班の横暴から身分の低い民を助ける組織で
あり、秘密結社が剣契(コムゲ)でした。
ドラマの中の剣契は架空の設定です。。

朝鮮ではもともと契という相互扶助の仕組みがありました。
香徒契といって葬式の費用をお金を出し合い
積み立てるという相互負担団体の香徒契(ヒャンドゲ)が
母体になって粛宗(スクチョン)の時代に、実際に剣契(コムゲ)
が存在したという記録はあるそうです。

実際の剣契(コムゲ)はもともとは
相互扶助のための組織でしたが、いつからかお金を無理やり集めるように
なったり、騒ぎを起こしたりとしだいに反社会的な犯罪組織になっていった
と言われています。

コムゲは反両班の勢力だったと思われ、両班に対して暴力を使ったり、
武力を使って解決しようとする組織であったようです。

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トンイのみどころ

韓国の時代劇ドラマの中でもトンイは私の大好きなドラマの中の1位か2位
くらいでとても見応えのあるドラマです。

貧しい身分の子が王様の側室となり、王の母親となる、
ある意味、シンデレラストーリ^ですよね。

トンイのみどころを何点か紹介します

・トンイと粛宗王の恋

トンイと王様との出会いは、宮廷の外で、王様は身分を隠し、

自分は判官であるとトンイに言いました。

王様とはしらないトンイは壁を乗り越えるために王様に馬になってもらい
王の背中を台にして塀を乗り越えたりします。

飾らないトンイに王様はどんどん惹かれていくのですね。
はじめは恋に気づかず友同士だと思っていた二人ですが、どんどんと惹かれあういます。

ありとあらゆる邪魔が二人の間に入り、
共に歩んだり時には離れたりもするのですが、
そのたびに乗り越えていく二人の絆が本当にドキドキとします。

特に、お互いが自分の相手に対する気持ちに気づき、
ちょっとすれ違いなどもありますが段々と近づきあっていく
トンイが側室になるまでが韓国時代劇なのにきゅんきゅんとするんです。

・名探偵トンイの観察宮女としての活躍
宮中に入ったトンイは観察宮女になります。

そこでは頭の良いトンイはありとあらゆる宮中の事件をズバッと解決していきます。

その姿はもう、名探偵コナンのようです。
廃位させられた王妃の汚名をはらし、

王妃として復位させたのもトンイの功績です。
推理小説をみているくらいトンイの活躍がドラマの楽しめる部分でもあります。

・母親としてのトンイ
トンイは王様との間に2人の子供をもうけます。一人目は病死をしてしまいます。
二人目は王宮から追放されたときにお腹にみごもっていました。
その子供をシングルマザーで育てていくんです。それがまた賢い王子様になります。
母親の教育がよかったのでしょうね。
母としてのトンイも素敵です。

全60話構成で長いなと思いますが、話の展開も早いので、
一気に見ても疲れてしまわないくらい、おもしろいドラマとなっています。

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