華政(ファジョン) 韓国ドラマ 時代背景など

韓国時代劇ドラマ
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華政(ファジョン) 韓国ドラマ 時代背景など

韓国ドラマの華政(ファジョン)は17世紀のはじめの物語です。
宣祖の王女の貞明王女が波にもまれて波乱万丈な人生を生き抜く話です。

貞明公主は第15代の王となった光海君、そして16代王の仁祖、
17代王の孝宗の王の治世を見守っていきます。

史実にある貞明公主の事実に基づいたストーリーとは違いますが、
大胆なフィクションがドキドキと楽しんで見れる韓国時代ドラマです。

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華政(ファジョン)ってどんなドラマ?

宣祖王の次男であった光海君は世子とはなったものの、、
長男ではないし、側室の子供だということで明からは正式な世子とは認められずにいた。

宣祖は光海君に対して冷たい態度でいて、
ゆくゆくは永昌大君を世子にしようかと思っていました。

そんな時に、宣祖王が亡くなります。
光海君は王になる時に、大妃に永昌大君と貞明公主を
守るからといって即位しますが、光海君の臣下たちはだまってはいません。

永昌大君のことが後々邪魔になるかもしれないと考え謀反の罪をきせ、
王宮から追放し、後に亡くなります。
そのうえ仁穆大妃は王宮から出して、幽閉されます。

貞明公主も捕まえようと兵士たちが追ってきて公主は船で逃げようとしてしまいます。
世話役であったチェ尚宮は小舟に貞明公主を乗せて逃がし、
チェ尚宮は逃げるために用意していた船に火を放ち、
自分を犠牲にして貞明公主が死んだように見せかけます。

なんとか逃げきり、いつのまにか気づくと海賊船に拾われ
倭の国で奴隷として売られて長崎の硫黄鉱山で働かされます。
ファイという名前で男として働いていました。

それから数年、朝鮮からやってきたかつて公主の婿候補の一人であった
通信使がホン・ジュウォンでした。
仕事の手助けをして、その代わりに一緒に朝鮮に帰国します。

帰国した朝鮮では、光海君が作った火器都監(ファギトガム)の職人として働くことになる。
そして家族の敵でもある光海君とも対面をする・・・・

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華政(ファジョン)の時代背景

華政の物語のはじまりは1600年初め、
宣祖(ソンジョ)王は李氏朝鮮の14代国王の時代です。

倭の国の豊臣秀吉が朝鮮に攻めてくる。いわゆる文禄の役。
光海君は義兵を作ってゲリラ戦をしたり、自ら戦地にいっては倭国と戦います。

宣祖(ソンジョ)王には長い間、正室の子供がいなくて
光海君の兄であり、宣祖の長男の臨海君は素行が悪くて、
ことあるごとに問題を起こしたりていたので世子にふさわしくないとされてました。
なので庶子であり、次男の光海君が世子になるのでした。

光海君は世子になったものの明からは
次男だという理由で世子としては認められませんでした。

その後、仁穆王后が正室となり、貞明公主とその弟の永昌大君が生まれることになります。
宣祖王は永昌大君の誕生を喜び、
世子の座を光海君から永昌大君に変えようと思っていたともいわれていましたが、
1608年に急死をし、永昌大君も幼かったこともあったのか
光海君が第15代王となります。

ちなみに光海君は暴君として廃位されたために廟号、諡号、陵名などはつけられていない。

王に即位後、光海君は反対勢力であった西人派が
仁穆王后を幽閉したり、兄弟を殺して行ったり、
土木工事で民に負担をかけた。後金と密通したのは明への背信行為である
との理由でクーデターが起きます。
そして廃位させられて、甥の綾陽君が王として即位する
第16代王の仁祖である。

仁祖は王に即位して、自分を推してくれた仁穆王后の娘である
貞明公主に広大な土地や大きな家を建てました。

ですが仁穆大妃が亡くなると途端に、貞明公主を冷遇します。

ドラマでも仁祖と公主は対立するようになっていきますね。

貞明公主は書道も行っていて、
力強い文字をよく書いていたそうです。
ドラマのタイトルが華政という字で出てきますね。
それはかつて幽閉されていた頃に書いたものを
元にデザインされたらしいです。

貞明公主はドラマでは兵から逃れ、倭の国に渡り、奴隷として売られて、
硫黄鉱山で働いてたという設定ですが、それは史実ではなく、
実際には幽閉されていました。

小船にのってなんやかんやあって行きついた先が日本で
奴隷として倭の国で働いてたが無事に挑戦に戻ってこれた韓国の王女
というちょっとびっくりするような大胆なフィクションの
ドラマの設定はとてもおもしろいと思います。

まあそこがドラマチックでいいんだと思います。

光海君の作った火器都監(ファギトガム)とは?

ドラマにでてくる火器都監(ファギトガム)というのは
朝鮮時代に臨時に作られた官庁だとされています。

鉄砲を作るために設置されたとされる。

ちょうど火縄銃が日本にも入ってきた頃ですよね。
織田信長が戦で使っていました。

倭の国の豊臣秀吉が火縄銃で朝鮮を攻めてきたときに、それに対抗するため
このような部署を作ったんでしょうね。

 

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華政の評価

このドラマかなりの長編でした。

途中でちょっとだるくなってくるところがでてきました。中だるみ?
でも、見応えのあるドラマだと思います。

華政のドラマをみるとこの時代の朝鮮の歴史がよくわかっていいと思います。

宣祖、光海君、仁祖、孝宗と4代の王がでてきます。
その4代の王と共に生きてきた貞明公主がその時々で、
政治に携わってきたということをはじめてしりました。

この時代の韓国のドラマもその他にもたくさんありますが、
華政をみてからまたこの王たちが出てくるドラマを見ると
見方が違っておもしろいんだろうなと思いました。

私がテレビで見てた華政は第65話までありましたが、
ドラマが長い分だけ、描かれている年代も長いのでしょうね。

見終わるまですごく時間がかかりますが、どんどんと引き込まれていく
ドラマですのでぜひ見ていただきたいです。

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