中宗王の登場するドラマ
中宗王は李氏朝鮮時代の第11代国王です。
父親はは成宗(ソンジョン)9代王で、母は貞顕(チョンヒョン)王后です。
第10代王燕山君は母親違いの兄弟になります。
中宗反正(チュンジョンバンジョン)といって、
暴君と言われた燕山君を廃位して追放し、王となります。
クーデターで即位した王なんですよね。
中宗王の登場する韓国ドラマ作品は色々とあります。
ドラマによって描かれ方も違ってきますね。
中宗王のドラマについて書いていきたいと思います。
中宗王が登場するドラマ作品と中宗を演じた役者さん。
・朝鮮王朝五百年 風蘭
・王朝の暁 〜趙光祖伝〜 中宗役 イ・ジヌ
・林巨正-快刀イム・コッチョン-
・王と妃
・女人天下 中宗役 パク・ソンデ
・宮廷女官チャングムの誓い 中宗役 イム・ホ
・ファン・ジニ 中宗役 パク・チャンファン
・王と私
・インス大妃 晋城大君役(のちの中宗) ペク・スンド
・天命 中宗役 チェ・イルファ
・オクニョ 運命の女
・師任堂、色の日記 中宗役 チェ・ジョンファン
・七日の王妃 晋城大君・中宗役 ヨン・ウジン
宮廷女官チャングムの誓いの王様、中宗王役はイム・ホ
チャングムの誓いの3話くらいで、チャングムが両親を失い、
トック夫婦の家でお酒の配達を手伝っていました。
燕山君(ヨンサングン)の暴政で臣下たちはクーデーターを計画していました。
次の王の擁立には晋城大君(チンソンデグン)を考えていた臣下たち。
晋城大君にお酒を届けにいき連絡係としてチャングムが活躍します。
晋城大君は中宗の幼いころですね。
ドラマでは幼いころにチャングムと出会ってるんです。
そしてチャングムはスラッカンの女官に入り、一時は済州島に追放されて、
そこから医女としてまた宮中に戻ってきます。
医女となって活躍するチャングム。王様もチャングムのことが気に入って、
一時は側室にという話もでたほどです。
そして大長今(偉大なるチャングム)と称号も中宗からもらいます。
チャングムの誓いに出てくる中宗王はとても優しくて思慮深い王のような
感じに描かれていました。
チャングムの誓いの終盤で、王様の体のために一緒に散歩をしたりするように
なるのですが、王様もチャングムが好きになったんでしょうね。
チャングムと両想いであったミンジョンホと弓矢で対決とかしちゃうんです。
そして、ミンジョンホがチャングムとはじめて会った日のことをを話しをすると、
私の方がチャングムとは先に出会っていたと。
晋城大君の時に酒をもってきたチャングムのことをだして、勝ち誇った感じで
話してたのが笑えました。
そんな中宗を演じて居たのはイム・ホさんです。
善徳女王の新羅第25代王や客主~商売の神~王妃ミン氏の義兄の役などを
されています。
ファンジニの王様、中宗王役はパク・チャンファンさんです。
ファンジニでの王様も中宗王でした。
ファンジニは妓生の話でしたが、そんなドラマにも王様がでてくるんですよね。
その王様は中宗王だったんです。
ファンジニとキム・ジョンハンの二人の仲をみて、
密かに二人で逃がしてあげようとするんです。
このドラマの中宗王もやさしい王様でしたね。
そういえば、チャングムの誓いでも自分が死んでしまったら罪を問われると考えて、
チャングムの頭から袋をかぶせてどこかに連れていかれます。
そしてミンジョンホとチャングムが一緒になるようにしてあげるんです。
ファンジニもチャングムも中宗王はやさしい王様でしたね。
七日の王妃の王様、中宗王役はヨン・ウジン
七日の王妃は中宗反正までのことを描かれているドラマです。
中宗王というよりも、晋城大君役だったんですけど。
シンチェギョン(のちの端敬王后)と晋城大君(のちの中宗王)の恋の話なんです。
婚姻した二人ですが、クーデターによって燕山君が廃位させられて、
晋城大君が中宗王になるんですけど、その時の妻であった、シンチェギョンは
父親が燕山君の側近で、燕山君の正妻もシンチェギョンの親戚でした。
ですので、チェギョンの両親はクーデターを起こした臣下たちに殺されてしまいます。
チェギョンも端敬王后となるのですが、臣下たちに反対されて王宮からでていきます。
中宗即位をしてから7日後だったことがあり、7日の王妃というドラマのタイトルに
なったんですね。
中宗は反対したのですが端敬王后は中宗の今後のことも色々と考えて、
自分が出て行った方がいいと判断をしたんですよね。
ただ、ドラマでは最後に中宗が亡くなる少し前に、端敬王后が会いに行くという
場面がありました。
晋城大君、中宗役がヨンウジンで、
シンチェギョン、端敬王后がパクミニョンでした。
このドラマの中宗、晋城大君もいい役で描かれています。
実際にも、端敬王后は7日間で廃位されています。
端敬王后を殺せという臣下たちもいたので命は救いたいとくだした結果
だったんでしょうね。
後宮を追われてからも彼女のことを思って、仁王山の近くにある彼女の家を
眺めていた。そしてそのことをきいた端敬王后は着ていたチマを仁王山の
岩にかけたそうです。王様が見えるようにされたんですね。
そんな話をチマ岩の伝説とよばれています
この話はチャングムの誓いにも出てきました。
中宗王はこのように色々なドラマに出てきますね。。。。
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